1989-11-14 第116回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
○塩飽政府委員 一九七五年八月に、当時の農林大臣でございました安倍大臣と米国のバッツ農務長官との間で、アメリカから日本が大量に買ってございます小麦、飼料穀物、大豆につきまして、三年間、年間の取引目標を設けるといったようなことを内容とするいわゆる安倍・バッツ協定というものが取り交わされたことがございます。
○塩飽政府委員 一九七五年八月に、当時の農林大臣でございました安倍大臣と米国のバッツ農務長官との間で、アメリカから日本が大量に買ってございます小麦、飼料穀物、大豆につきまして、三年間、年間の取引目標を設けるといったようなことを内容とするいわゆる安倍・バッツ協定というものが取り交わされたことがございます。
御案内のとおり、我が国が現在輸入しております主要国といたしましては、カナダ、オーストラリア、それからアメリカ、こういう国になっておるわけでございますが、そのうちカナダ及びオーストラリアにつきましては、それぞれの国または州において輸出を一元的に管理しておる機関があるわけでございますので、これらの機関と私どもが毎年年間の取引目標数量の合意を行うことによりまして輸入の安定的な確保に努めておる次第でございます
現在、アメリカ、豪州、カナダといったような主要輸出国との間におきまして、相互に需給動向なり貿易取引に関しますいろいろな個別の問題、品質のクレームの問題なども含めまして毎年二国間協議をやる、あるいはまた豪州やカナダ等の間では安定的な取引目標といったようなものについて年々お話し合いをしながら、安定的な輸入を行うように努めておるという状況でございます。
そこで、現に一九七五年には日米間で小麦、穀物、大豆につきまして取引目標を設ける安倍・バッツ合意が結ばれておりましたわけでございますけれども、三年間の合意期間を過ぎまして、七八年に御指摘のように失効になっているところでございます。
また、このほか、御承知のように、昭和四十七、八年の穀物危機あるいはオイルショックの後を受けまして、昭和五十年に安倍・バッツ協定というのができまして——小麦、飼料穀物、大豆等につきましての穀物の取引目標を定めるいわゆる安倍・バッツ協定ができていたわけでございますが、これが昭和五十三年に失効いたしまして、その後を受けまして、五十四年の五月でございましたが、日米の共同声明におきまして、今後、日米間におきまして
○小坂国務大臣 ただいま御指摘の点は、安倍農林大臣が、日本がアメリカから大量の穀物及び大豆の輸入を必要としている点を指摘いたしまして、これらの産品について今後三年間、すなわち昨年の八月以降三年間にわたりまして、その間の取引目標を設けてはどうかと提案いたしまして、おおよその年間数量として小麦三百万トン、飼料作物八百万トン、大豆三百万トンというのを示したわけでございます。
ことしの八月に大臣が向こうの、アメリカのバッツと一緒になりまして、御会談になりまして、取引目標数量というものを飼料穀物についてお決めになった。こういったこともその一つのあらわれであろうと私どもは思っているわけでありますが、それと一方、先ほども申し上げましたように、不測の事態に備えて備蓄ということも考えておる。こういったもろもろの対策が必要であるというふうに思っているわけであります。